内祝いにはお礼状も添えよう

お礼状に含めるべき内容

内祝いは、ただ渡せればそれで良いというものではありません。お礼状と共に渡すのがマナーです。お礼状には、感謝の言葉を入れることが重要です。ご支援やアドバイスのおかげで、今の自分達がいるといった感謝の気持ちを表します。時候の挨拶など、日本人ならではの美しい表現も、使うと良いです。お礼状には、これから始まる新しい生活への抱負などもあると素敵です。品物を事前にもらっているときには、具体的に活用していることも、お礼状に含めます。また、今後もお付き合いをいただけるように、お願いをしておくのも良いでしょう。新郎新婦の名前は、旧姓を含めて書いておくとわかりやすく、親切です。新居の住所・連絡先も記載し、気軽に遊びに来てほしい旨も添えておきます。

お礼状を書くときの注意点

お礼状を書くときには、たくさんの注意点があります。例えば、別れを連想させるような言葉を使ってはいけません。不幸を連想させるような言葉も同様に、使わないようにします。いわゆる、「忌み言葉」と呼ばれる言葉たちを、使用してはいけません。「別れる」「離れる」「切れる」など、不吉な言葉は使用禁止です。お礼状は感謝を伝えるものですが、幸せに生活を送っていることを報告する手紙でもあるため、注意をしなければいけません。「たびたび」「いよいよ」など、重ね言葉も使わないほうが無難です。不幸が繰り返されてしまうという意味に、受け取られるからです。「ますます」や「近々」などは、うっかり使ってしまう人も多いため、特に注意が必要です。