忌み数を連想させるもの
忌み数とは4と9のこと。この2つの数字はそれぞれ「死」「苦」を連想させるとして、縁起を意識する場においては特に避けられています。内祝いでもそれは同じです。例えば詰め合わせのような品を選ぶなら4個入りや9個入りは避けるとよいでしょう。また、くしなども名前の音が4と9につながるという理由で、避けられることも。このような忌み数にちなむアイテムでも、贈る相手が好きなものであれば、好みを最優先するのもそれはそれでありです。しかし、中には忌み数を特に気にしない人もいますが、反対に強く縁起を気にする人もいます。贈る相手が縁起をどのようにとらえるタイプが定かでない場合は、忌み数を連想させる品はできる限り避けた方が無難です。
受け取った人が持て余しそうなもの
受け取った相手が持て余しそうなアイテムも内祝いとしてはあまりふさわしくありません。例えばよく言われるのは、後々ずっと残る品。具体的にはインテリア雑貨などです。インテリアはこだわりを持っているため、相手の好みによほどマッチしない限り、受け取った相手が困ってしまう可能性があります。個性的な品を内祝いに選ぶのはよく考えた方がよいかもしれません。また、名入りや写真入りなども入れる品物に要注意。例として、結婚の内祝いなどでイメージされやすい2人の名前や写真がプリントされた食器などは、普段使いしにくい上、処分するにもできず困らせる可能性大です。名前やイラストをプリントするなら、お菓子などの消耗できるアイテムがベターと言えます。